ノンスタ井上裕介、涙の謝罪会見 交通事故で不起訴処分受け

「逃げたという意識はないです」

ノンスタ井上、事故不起訴で会見 被害者へ涙の謝罪『改めてお詫びしたい』

 昨年12月11日の接触事故以降、謹慎中だったお笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介(37)が、きのう6日に不起訴処分となったことを受け、7日に都内で会見を行った。事故以降、約3ヶ月ぶりに公の場に姿を現す井上のコメントに大きな注目が集まり、会見場には多数の報道陣が集結し、直前になって会見場所が屋内から野外へと変更。会見に先立って、まず弁護士が今回の事故の経緯を説明した。

 その後、井上は「このたびは誠に申し訳ありませんでした。被害者の方に、改めておわびしたいと思います。ファンの方々や仕事関係の方々に多大なご迷惑とご心配をかけてしたことをおわびします」と目に涙を浮かべながら謝罪し、20秒以上にわたって深々とおじぎ。事故当時の状況については「運転していて、少し違和感があったのですが、当たっていたとすれば、後ろからタクシーの方が来られるだろうと都合のいいように思ってしまい、後ろからの動きもなかったので…。逃げたという意識はないです」と説明。

 事故に気付いた当時の心境については「車内にも音が流れていたので(衝突音も)聞こえなくて、帰ってきた時にキズを見つけて『これは、どうしよう』と思って、相談する余裕などはありませんでした。自分が軽率な行動を取ってしまったせいだと思いました」と語った。被害者に直接謝罪する場を設けてもらったといい「本当に優しい方で、僕が100%悪いのに、相手の方が涙を流して『謝罪の気持ちは伝わりました。早く、劇場やテレビで漫才してください』と言ってくださりました」と涙で声をつまらせた。

 また、今後の活動については「(復帰の)時期とかは全く決まっていませんし、たくさんの方々にご迷惑をおかけしたので、石田くんや世間の方々が許してくださるようになってから…」としばらくは未定であることを明かした。

 井上は昨年12月11日に東京・世田谷区内で、自身が運転する乗用車でタクシーを追い越そうとした際に同車に接触、タクシー運転手が負傷する事態となった。以降は活動を自粛し、先月1日には書類送検されたが、きのう6日に東京地検が不起訴処分とした。

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