東京都小金井市で2016年5月、歌手活動をしていた冨田真由さん(21)が刺されて重傷を負った事件について、ダウンタウンの松本人志が2月26日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、被告に対する怒りをあらわにした。
番組では、23日に結審した裁判員裁判で、殺人未遂罪などに問われた無職岩埼友宏被告(28)が、冨田さんの意見陳述の際に「じゃあ、殺せよ」などと怒鳴り、退廷させられた件を取り上げた。検察側は岩埼被告に対し、殺人未遂罪としては異例とも言える懲役17年を求刑した。
松本は、岩埼被告について「若いから、下手したら30代くらいで出てきますよ」とコメントし、さらに次のように話した。
34回刺したんでしょ。僕は、34人も人を殺したと思っていいくらいだと思いますよ。僕ね、こういう事件見たとき、いっつも、『ゴッドファーザー』のファーストシーンを思い出すんですよ。葬儀社のおっっちゃんが、娘が無茶苦茶にされた言うてね、法とは違うところで裁いて欲しいと言って、(ゴッドファーザーの)ドン・コルレオーネのところにくるんです。そういう機関ないのかとちょっと思いますね。終身刑でもちょっと足りないから。
さら被告が刑期を終えて出所した際について、松本は「絶対GPS(全地球測位システム)つけて欲しいわ」と述べた。
またに、出演者のヒロミは「犯人の怖い声を聞いちゃったら、ここでもう1回刺されちゃったくらい大変な傷を負ってしまったと思うのね」と出廷した冨田さんを思いやった。さらに「たまたま助かったと思う。彼女の強さもあると思うんだけど、これはもう殺人だよ」と持論を展開した。
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