大規模な雪崩が発生したイタリア中部アブルッツォ州ペスカーラ県ファリンドラのグランサッソ山スキー場で、1月23日、雪崩から5日ぶりに3匹の子犬が救出された。
救助されたシープドッグ(牧羊犬)は1月23日、ボイラー室で健康な状態でいるところを消防隊員が発見した。親犬は別の村にいて難を逃れていた。
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これまでに17人の遺体が収容され、依然13人が行方不明となっているが、地元当局は「全員の安否を確認するまで捜索を続ける」と述べた。
救助した子犬を抱く消防隊員。雪崩が直撃した「ホテル・リゴピアノ」のがれきの中から、3匹を救出した。HANDOUT . / REUTERS
犠牲者の最初の葬儀が24日執り行われた。また、9人の生存者が病院で回復している。
検察は、雪崩発生時にホテル側に情報伝達のミスがあったこと、雪崩のリスクを過小評価していたこと、連日の大雪への対応が遅れていたことなどが犠牲者の増加につながった可能性がないか、調べている。
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また、雪崩の被害にあった3階建のリゴピアノホテルは孤立したリゾート地にあり、このような大雪の状況での営業が適切だったのかどうかについても調べている。
子犬たちは、ホテルが雪とがれきで埋まってから5日ぶりに発見された HANDOUT . / REUTERS
子犬は、母親とともにホテルにいる犬だったという。HANDOUT . / REUTERS
ハフィントンポストUS版より翻訳・加筆しました。
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