年齢を重ねるごとに、どことなくオバマ前大統領に似てきた長女マリア・オバマさん。しかし父とは違う道を目指しているようだ。
18歳のマリアさんは、2016年6月に高校を卒業し、2017年秋のハーバード大学入学を予定している。
大学入学まで1年間のギャップイヤーをとることが話題になったが、その時間を使って、誰もが羨む有名映画会社でインターンとして働くことにしたようだ。
マリアさん(左)と妹のサシャさん(右)(2017年1月12日撮影 Getty Images)
マリアさんがインターンをするのは、有名プロデューサーであるワインスタイン兄弟が設立した独立系の映画制作会社、ワインスタイン・カンパニー。このワインスタイン・カンパニーのニューヨークオフィスでインターンをする、とハリウッド・リポーター誌が伝えた。
兄のハーヴェイ・ワインスタイン氏は、アカデミー賞受賞作を多数手がけてきた敏腕プロデューサーであると同時に、リベラルな思想の持ち主、そして民主党の支持者としても知られている。オバマ政権も熱心にサポートし、多額の寄付をしてきた。
同氏は2012年のハフィントンポストUS版のインタビューで「オバマ氏は強い信念をもっていると思う。その信念全てに同意しているわけではないが、彼を支持するのにその必要はないと思う」と、語っている。
マリアさんは現在、家族と共にカリフォルニア州パームスプリングスで休暇を過ごしており、2月から数カ月間ワインスタイン氏のオフィスで働くとみられる。具体的にどの部署で働くかはまだ明らかになっていないが、マーケティングか開発部門で働くことになるのでは、と言われている。
マリアさんが、映画のキャリアに興味を示していることは、以前から知られていた。母のミシェルさんは2012年、People誌のインタビューで「マリアは、映画制作に興味を持っています。父親と同じで読書が大好きで、映画もよく見ています」と語っている。また、2015年にはレナ・ダナムが製作・出演したドラマ「Girls/ガールズ」でインターンをし、その前年にはハル・ベリーが出演したドラマ「Extant」でもプロダクション・アシスタントとして働いた。
(2017年1月10日撮影 Getty Images)
ワインスタイン・カンパニーは、これまでアカデミー賞受賞作「英国王のスピーチ」などをプロデュースしている。もしかしたら、マリアさんも未来のアカデミー賞受賞作に関わることになるかも?
ハフィントンポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。
▼マリア・オバマさん、こんなに成長しました(2004ー2016年)(画像集)▼
※画像集が表示されない場合は→こちら。