もし、男性が生理になったら?
そんなテーマで描かれたマンガが1月13日、Twitterに投稿され話題になった。漫画には小学生から社会人までの男性が「男の子の日」に苦悩する様子が描かれており、投稿からわずか3日でリツイート数は7万5000回を超えた。
なぜこのマンガを描こうと思ったのか。ハフィントンポストはマンガの作者であるチャッピーさんに、執筆に至った背景やマンガに寄せられた反響を聞いた。男女問わず多くの感想が寄せられたと話すチャッピーさんは、「男性に理解を強要するような意図はなく、見た人の感じ方に任せたかった」と語っている。
——どのような意図で漫画を描かれましたか?
生理については、伝える側が視覚的に”女性”だと結局男性からは他人事に見えてしまうんだろうなぁと思っていたので、いっそ置き換えたら理解しやすいかな?と思い描いてみました。でも特に理解を強要するような意図はなくて、見た人の感じ方に任せようと思っていました。
——漫画をTwitterにアップした後、どういった反響がありましたか?
予想外に拡散され、想像以上の方に見て頂けて驚きました。女性から頂いた反応はほぼ全てが共感でした。『彼に見てもらいたい!』といった声もあり、そうやって理解へのツールとして使ってもらえるんだと思うととても嬉しかったです。
——男性側のご意見はどうでしたか?
大変なのが改めてわかった、理解のきっかけになったという意見を多く頂けて嬉しかったです。一方で否定的な意見の中には感情的なものから専門的なものまでありましたが、感じ方は自由なので、どう捉えて頂いても構いません。ただ大切な女性を理解したいと思っている方のもとに届いて、何かのきっかけになり、優しい気持ちへ繋がっていたらとても嬉しいです。
ハフィントンポストでは、「女性のカラダについてもっとオープンに話せる社会になって欲しい」という思いから、『Ladies Be Open』を立ち上げました。
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