広告代理店大手の電通が12月28日午後7時から都内で記者会見した。社員に違法な長時間労働をさせたとして、電通と同社の幹部社員1人が東京労働局から労働基準法違反容疑で書類送検されたことについて、石井直社長は「当局から指導を受けたにもかかわらず、抜本的に解決できなかった。全責任を持って辞任する」と、2017年1月の取締役会で社長を辞任する方針を明らかにした。
書類送検された幹部社員は、2015年12月に過労自殺した新入社員・高橋まつりさんの上司。高橋さんの時間外労働は月に約105時間にのぼり、長時間の過重労働が原因で鬱病を発症したとして、2016年9月に労災が認められた。
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