2020年東京オリンピック・パラリンピックについて、小池百合子都知事が移転を主張していた3競技会場が全て当初計画の場所になる見通しだと、毎日新聞が12月8日に報じた。この問題について前大阪市長の橋下徹氏が12月8日にTwitterを更新、「これから批判的な評価が増えるだろう。しかし今回の小池さんの政治は大成功だ」などと記し、小池氏にエールを送った。
毎日新聞は、都が「有明アリーナ」(江東区)開催で最終調整に入ったことがわかったとして次のように伝えた。
都の再試算で「有明」の整備費が、当初計画から65億円削減可能と判明。「横浜アリーナ」(横浜市)開催を断念し、小池百合子知事が移転を主張した3競技会場が全て当初計画の場所になっても、選挙公約の「五輪予算削減」が達成され、都民らの理解が得られると判断した模様だ。小池知事は、来週にも結論を公表する。
(東京五輪:バレー会場「有明」で最終調整 - 毎日新聞より 2016/12/08 07:30)
3競技会場については、11月29日の国際オリンピック委員会(IOC)、都、大会組織委員会、政府の4者のトップ級会合で議論され、ボートとカヌー・スプリントは「海の森水上競技場」(東京湾岸)、水泳は「オリンピックアクアティクスセンター」(江東区)に決まった。バレーボールは結論が先送りされていた。
この報道があった8日、橋下氏は次のような投稿をした。
さらに橋下氏は、「大山鳴動して鼠数匹でもいいじゃないか」と小池氏の政治姿勢を評価した。
一方、豊洲市場(江東区)の盛り土がなかった問題について持論を記した。
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