校長の指示に反して独断で、学校の文化祭にアイドルグループ「仮面女子」を呼ぼうと芸能事務所にライブ実施の発注書を送ったなどとして、東京都教育委員会は11月14日、都立高校の男性主幹教諭(56)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。産経ニュースなどが報じた。
「(仮面女子の)ライブに通い、仲良くなったメンバーに『文化祭に呼んでください』と頼まれた。応援していたので希望をかなえてあげたかった」と説明したという。
都教委の調査によると、主幹教諭は平成27年9月の文化祭で仮面女子のライブを行う企画案が校長に却下されたにもかかわらず、同年7月29日、芸能事務所にライブ実施の発注書をファクス。事務所がホームページでライブを告知したことを学校側が把握し、主幹教諭の行為が発覚した。
(仮面女子の文化祭ライブを勝手に企画 都立高の主幹教諭を減給処分 「応援していた」 - 産経ニュースより 2016/11/14 19:24)
ライブは結果的に中止となり、騒動となった。
「仮面女子」のメンバー=中国・上海、2016年3月(Photo by VCG/VCG via Getty Images)
都教委は、この教諭を含めて公立学校教員3人を懲戒処分とし、発表した。都立特別支援学校に勤務する男性教諭(32)は3月、以前勤めた特別支援学校の女子生徒と性行為をしたとして懲戒免職になった。また、酒に酔って自転車を盗んだとして、男性中学教諭(27)が停職6カ月とされた。
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