マイリー・サイラス「私は女でも男でもない。そしてパンセクシャルです」

「LGBTQ」より「LGBTQP」の方がいいとサイラスは考えている。
LAS VEGAS, NV - SEPTEMBER 23: Entertainer Miley Cyrus performs during her appearance with Billy Idol at the 2016 iHeartRadio Music Festival at T-Mobile Arena on September 23, 2016 in Las Vegas, Nevada. (Photo by Ethan Miller/WireImage)
LAS VEGAS, NV - SEPTEMBER 23: Entertainer Miley Cyrus performs during her appearance with Billy Idol at the 2016 iHeartRadio Music Festival at T-Mobile Arena on September 23, 2016 in Las Vegas, Nevada. (Photo by Ethan Miller/WireImage)
Ethan Miller via Getty Images

2015年に、自分が「パンセクシャル(相手の性別に関わらず、全ての人を好きになる)」であると明らかにした歌手のマイリー・サイラス。

Variety誌の最新インタビューで、自分のジェンダーについてさらに詳しく語った。

サイラスは、自分自身の性について意識するようになったのは5年生か6年生くらいの時で、最初の恋人は女の子だったと明らかにした。また、「バイセクシャル」という言葉は、自分を箱の中に閉じ込めるような気持ちになるから嫌いで、男の子か女の子、どちらかの性になりたいと考えたことはなかったという。

自分をパンセクシャルだと感じるようになったのはいつか、というサイラスは質問にこう答えている。

「ロサンゼルスにあるLGBTQセンターに行って、色んな人の話を聞いた時、ある人が「自分を男性でもないし女性でもない」と言っていました。

センターで会った人たちは、美しく、セクシーでたくましかった。だけど脆くもあり、女性らしく男性らしくもあった。そして私は『自分を男性でもないし女性でもない』と言った人に、これまで出会った誰より、自分と同じものを感じました。私は人と違って見えるかもしれない。だけど私を『ジェンダーニュートラル(性的な区別がない)』と見る人はあまりいないんじゃないかな。それでも私は、自分がとてもジェンダーニュートラルだと感じてる。

多分、その人は私が初めてあったジェンダーニュートラルな人だと思います。私は男性でも女性でもないということがわかって、自分の性をもっと理解するようになりました。『だから、自分がストレートでも同性愛でもないと感じていたのね。だってそうじゃないから』って。」

マイラスはまた、「LGBTQ」という言葉はこれからも使われ続けるだろうが、そこにパンセクシャルのPも加えるべきだ、という考えを伝えた。

ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳・加筆しました。

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