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ノーベル文学賞を受賞するか注目された作家・村上春樹氏だが、今年も受賞はならなかった。2016年は村上氏が「ノーベル賞の登竜門」ともいわれる「フランツ・カフカ賞」を受賞してから10年の節目の年。ファンの間では落胆の声も大きい。
ハルキスト(村上氏のファン)たちの「聖地」とされる東京・千駄ヶ谷の鳩森八幡神社では、ノーベル文学賞発表の瞬間を見守ろうと、10月13日午後7時からパブリックビューイングが開催された。地元商店街の有志をはじめ、多くのファンが集結。ハフポスト日本版ではその模様をFacebookライブで生中継した。
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午後8時過ぎ、スウェーデン・アカデミーが受賞者を「ボブ・ディラン」と発表。その瞬間、パブリックビューイング会場にいたファンからは「え?」と戸惑う声や、「うわぁ…」とため息交じりの声があがった。がっくりと肩を落とす人や、中には目に涙を浮かべる人もいた。
デビュー当時の村上氏と顔なじみだった「ブックハウスゆう」の店主、斎藤祐(71)さんは、「ボブ・ディランさんの功績は偉大です」としつつ、「"ボブ・ディラン"と発表された瞬間、ちょっと、わけがわからなかったですね…。なぜ、ボブ・ディランさんが文学賞なのでしょうか…」と戸惑いを隠せない様子。「ボブ・ディランさんは、文学者というより音楽家というイメージですね。文学賞の基準がどうなっているのか知りたいです…。悔しいですね」と残念がった。
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村上氏の名前が呼ばれず、残念がる斎藤祐さん
一方で、斎藤さんは「大衆的に人気のあるボブ・ディランさんが受賞したということは、村上さんにもチャンスがあるのかなって思います。そういう風に考えれば、今日は意義ある日だなって思うことができます」と語る。
「パブリックビューイングは来年もやりたいと思っています。次こそは…」と、気持ちを切り替え意気込む斎藤さん。これからも聖地・千駄ヶ谷から、村上氏を応援し続けるつもりだ。
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