リオデジャネイロ五輪・パラリンピック日本選手団のメダリスト合同パレードで、記念撮影するメダリストら。右手前は体操男子の内村航平(コナミスポーツ)=7日、東京都港区
リオデジャネイロ・オリンピックとパラリンピックの日本代表選手団の合同パレードが10月7日、東京都内であり、87人のメダリストたちは笑顔で手を振り、祝福に応えた。沿道には約80万人(主催者発表)が詰めかけた。朝日新聞デジタルなどが報じた。
主なコースは銀座の中央通りを通り、日本橋室町の三井不動産本社前までの約2・5キロ。4年前より距離を約2・5倍に延ばした。選手を乗せたバスやトレーラーが通ると沿道から大きな歓声が上がり、スマートフォンをかざして写真を撮る人が多く見られた。選手たちは時におどけながら、笑顔で頭を下げたり手を振ったりした。
虎ノ門ヒルズ近くでの出発式では、五輪レスリング女子53キロ級銀メダルで日本選手団主将だった吉田沙保里選手(34)は「選手全員の感謝の気持ちを伝えたい。パレードの盛り上がりが2020年東京大会につながってくれたら」。
(メダリストがパレード、沿道に80万人 「幸せな景色」 - 2016リオオリンピック,2016リオパラリンピック:朝日新聞デジタルより 2016/10/07 12:51)
卓球女子団体で銅メダルを獲得した福原愛さんが乗ったバスが観衆の前に現れると、沿道からはひときわ大きな歓声が上がった。9月に江宏傑さんとの結婚を発表したこともあり、「おめでとう」など祝福の声も多く聞かれた。
終了後に取材に応じた体操金メダリストの内村航平さんは「たくさんの方が来てくれてうれしい。スーパースターになった気分」。テニス女子銅メダルの上地結衣さんは「4年後の東京に向けて始まっている。この感動を忘れずに過ごしたい」と語った。
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