アメリカのタレント、キム・カーダシアンがフランス・パリで10月3日未明、警官を装った男たちに襲撃され、手足を縛られた上に浴室に監禁され、1000万ドル(約10億円)相当の金品を強奪された。この事件をめぐり、ネット上でカーダシアンを侮辱する声が相次いでいる。
「キム・カーダシアンが銃で脅された(笑)ウケる」
「キムは撃たれなかったの? 残念だなあ」
「なぜこれがニュース速報なんだ? こんな事件は日常茶飯事だ。しかも、どうでもいい」
「キム・カーダシアンがパリ市内のホテルで銃で脅された。銃を撃たず、人類社会に平凡な女を生かしてしまった罪で犯人は起訴されるだろう」
ネット上にキム・カーダシアンが被害に遭った強盗事件が広まった直後、カーダシアンが普段SNSでセレブの派手で贅沢な生活を日々投稿していたことを快く思わないネット上で煽る人たちは、ここぞとばかりにカーダシアンを侮辱したが、すぐにセレブたちがTwitter上でカーダシアンを擁護した。なかでも、『ザ・レイト・レイト・ショー』の司会者でコメディアンのジェームズ・コーデンのツイートが「正論すぎる」と賞賛された。
今晩キム・カーダシアンをバカにしている人は、キムが母、娘、妻、友人であることを覚えておいたほうがいい。キムに優しくできないなら、黙ってろ
カーダシアンと親交の深いモデルのクリッシー・テイゲンは、名声やセレブとはどういったものかを考察し、ネット上の声に対して、「中にはくだらないものがあるし、面白くもなんともない」とツイートした。
中にはくだらないものがあるし、面白くもなんともない。煽ろうとしているんだろうけど、面白くないよ。
有名になるって面白い。リツイートされるために弱っている人までネタ画像にするようなするような人も愛さなくちゃいけないんだから。
誰にも理解してもらえそうにない、ちょっと変わった狭い世界。とってもひどくて、くだらない世界のように思われていることくらいわかっている。そうでしょ。
私だって、狂ったような世界だと思ってる。
誰だって同情が欲しいわけじゃない。ただセレブを憎むのが目的なんでしょ。
見下すつもりはないよ。本当にわかってる。どっちの側も経験できるようなチャンスが偶然がなければ、私だって同じようにするんだと思う。
お願いだから、セレブは特別なナルシストたちだって私が思ってるなんて考えないで。みんな他人を思いやる気持ちがないなあって寂しいだけ。
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