「人生とはチョコレートを詰め合わせた箱みたいなものだ」
トム・ハンクスが、いつ結婚記念写真の撮影中にジョギングしながら押しかけてくるか分からないのだから。
写真家のメグ・ミラーさんは、ニューヨーク市で「究極の有名人との遭遇」としか表現できないような体験をした。セントラルパークで写真を撮影していた新郎新婦に、ハンクスが近寄ってきたのだ。
昨日の結婚式は超すごかったの。エリザベスとライアン、あなた達ってとんでもないお祝いをもらったわね。結婚式に花を添えたのは @tomhanks 。セントラルパークに立ち寄ってこの2人におめでとうと言ったというハプニングだったのよ。
ミラーさんによると、公園でジョギングをしていた人々はたいてい撮影現場に近づかなかったが、あるとき「この男」が新婚夫婦のあまり近くに来たので、通り過ごせるようカメラを下に向けたとのことだ。
ただし、この男は通り過ぎなかった。それどころか新婚夫婦のエリザベスさんとライアンさんに近寄り、「帽子を取って、ちょうど2人の前で腰をかがめて、『こんにちは、私トム・ハンクスと申します』と言ったんですよ」と彼女は語った。
MEG MILLER PHOTOGRAPHY
ミラーさんによると、男はそれから握手を交わし、新婦の手に口付けをして2人に「おめでとうございます」と述べ、さらにはオリジナルの結婚の祈りを神にささげたというのだ。
「彼は2人に、自分は司祭の資格があるから、結婚式司会の牧師は要らないか? って聞いてたんですよ」と笑いながらミラーさんは語った。
新婚カップルと一緒に自撮り写真を撮った後、ハンクスはそれを自分のインスタグラムに投稿したが、走り抜けるように立ち去ったという。「もし普通に走り抜けてたら、私たちは、その人がトム・ハンクスなんてわからなかったでしょうね」とミラーさんは振り返る。
エリザベスさんとライアン君! おめでとう、そしてお幸せに!ハンクスより。
ミラーさんはハフポストUS版に対し、こんな経験はほぼ初めてに近いと述べた。他の結婚式の場面で働いていたとき、ちょっとした有名人に出くわしたことはあったが、「トム・ハンクスに比べたら全然有名ではない人たち」だったという。
自分の結婚式に「ビッグな」サプライズプレゼントなんて最高でしょ? 今すぐミラーさんのサイトとInstagramで他の写真をチェックしよう。そして私たちからもおめでとうございます、エリザベスとライアンさん!
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。