買い物で家を15分あけた。帰ってきたら、愛犬が尻尾を必死に振りながら走ってきて、一生懸命まとわりつく。かわいいなあ…そう思って頭をなでる。
だけど、あなたにとってはわずかの時間だった外出の間、犬はこんな15分を過ごしていたかもしれない。
(上)ひとりぼっちになっちゃった。
(左下)ご主人は、ずいぶん昔に僕をこの場所を置いて出て行った。
(右下)食べ物は何も残っていない。それでも、僕はここに残っている。
(左上)ご主人様は「待っていろ」と言った。僕は従順な犬だ。
(右上)願いが叶うなら、もう一度みんなの声が聞きたい。
(左下)たった1度だけでいい。
(右下)(カチャッ)
(左上)男の子「サンディ!買い物から帰ったよ!」
(右上)犬「ご主人様?!」
(下)男の子「僕を待っていたのは誰?いい子にしてたのは誰?」
兄「しょうがない犬だ。また食料入れをあさったな」
「(弟に向かって)おい、ちゃんと洗い物しろよ」
ちょっと大げさかも…と思えるこのイラストは、漫画家の「The Pigeon Gazette」が描いた。大げさと思いつつ、犬の飼い主はこのイラストを見て、ますます自宅で待っている犬に対する愛が深まったかもしれない。
ただ、もし犬が留守中に家具を噛んだり、室内におしっこをする、といった行動をとることがあれば、家族から離れることを不安に感じる「分離不安」を抱えている可能性も考えられる。分離不安のある犬にとって、一匹で家に残されるのは、とてもつらいことだ。獣医さんに相談しつつ、留守番に慣れさせるトレーニングをすることをお勧めする。
とはいえ、興奮する犬にとっても静かに待っている犬にとっても、家に残されるのは寂しいこと。「トレーニングよりも、なるべく早く帰ってきて!」と犬たちは思っているかも。
ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。