吉本興業の芸人テントさん(65)=本名・三浦得生=が9月27日夜、大阪市天王寺区の交差点で乗用車にはねられて頭などを強く打ち、搬送先の病院で死亡した。時事ドットコムなどが報じた。
府警天王寺署によると、会社員男性(44)の運転する乗用車が、横断歩道付近にいたテントさんをはねた。同署は詳しい事故の状況を調べている。
(吉本芸人テントさん死亡=車にはねられ-大阪:時事ドットコムより 2016/09/28 01:26)
吉本興業のサイトなどによると、テントさんは大阪府八尾市出身。上岡龍太郎さんらに師事し、漫才コンビ「大空テント・幸つくる」として活動していた1981年、第12回NHK上方漫才コンテストで優秀賞を受賞した。その後は漫談家などとして活動し、上岡さんが2000年に芸能界を引退した際には2代目襲名を勧められたが、断ったという逸話もある。
熱狂的なファンがいる一方で、テレビなどメディアへの露出が少ないことから「つちのこ芸人」とも呼ばれていた。自分をパチンコ台に見立てて手をぐるぐる回転させる「人間パチンコ」や、左手と右手を戦わせる「蜘蛛の決闘」など意味不明かつアナログな芸でマニアには人気だった。
■東野幸治、なだぎ武も悼む
テントさんの突然の訃報に、後輩芸人から悲しみの声が広がった。
事務所後輩の東野幸治は28日朝、Twitterを更新して偲んだ。
また、なだぎ武も写真を添えてツイートした。
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ウーマンラッシュアワーの村本大輔も、Twitterにショックをにじませる投稿をした。
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