パリのブルーノ・ジュリアール副市長は9月26日、オンライン放送のRMCに出演し、市内にヌーディストのための公園の設立を許可することになると語った。パリ市議らが検討を始めており、女性市長のアンヌ・イダルゴ氏も賛同しているという。国際ニュース専門チャンネルのフランス24などが報じた。
ジュリアール副市長はヌーディズムの動きが拡大していると分析。「パリにもきちんとした場所を探さなければいけない。誰もがっかりさせてはいけない」などと語った。公園や庭園のような場所を考えているという。
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現在パリ市内で全裸になると、公然わいせつ罪に罰せられる。市議らは「フランスはヌーディストにとって、世界でトップクラスの場所だ。毎年、海外から200万人のドイツ人やオランダ人、イギリス人、ベルギー人らが、郊外のヌーディストビーチにやってくる」と話す。さらに、バルセロナやベルリンなどでも、同様の取り組みを始めていると指摘した。
市議らはヌーディストを許可するような場所をパリ市内に検討。セーヌ川湖畔の森などが、候補に挙がっているという。