東京都庁を9月23日に訪れて小池百合子知事と笑顔で会談した民進党の蓮舫代表について、26日放送のTBS系情報番組「白熱ライブ ビビット」に出演した司会の真矢ミキ(52)が「舌の根も乾かぬうちに、2カ月って人を変える」「でも、友達はできません」などと皮肉めいたコメントをした。
番組では、「なぜ? 蓮舫代表が小池都知事に接近…都知事選で対立から一変?」とのサブタイトルで、蓮舫氏が就任後初めて小池氏と満面の笑顔で会談した様子を特集した。蓮舫氏側からの申し入れで実現したとされる会談で、蓮舫氏が「小池知事の様々に向き合っている姿を見ると、力が出ます」などと述べて、初の女性都知事になった小池氏を持ち上げる様子などを流した。
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一方で、2カ月前の都知事選では民進党がジャーナリストの鳥越俊太郎氏を推していたため、蓮舫代表は小池氏を痛烈に批判していた姿にも触れた。番組VTRは、この蓮舫氏の姿勢の変化を「手のひら返し」と指摘した。
VTRを見終わった真矢は、司会の国分太一からコメントを求められて開口一番「怖かった…」と語った。
真矢はさらに「女性ですから、確実に応援したいですよ、お二人のこと」と前置きした上で、「(都知事選の応援演説をする)あの蓮舫さんの熱を見ていると、舌の根も乾かぬうちに、2カ月って人を変えるんだなと。ただ、企業とかでも、私たちの社会でもこういう人はいます。でも、友達はできません。でもいいじゃないですか、これは政治なんですから」と、2人が置かれた立場に理解を見せていた。
民進党代表就任後初めて、小池百合子東京都知事(右)と面会する蓮舫代表=23日、東京都庁(2016年09月23日)
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