ヒューストン消防署はハフポストUS版に「6人が病院に搬送され、残り3人は現場で治療を受けた」と述べた。また、ヒューストン警察のマーサ・モンタルボ臨時署長は、1人は重傷、もう1人は重体」と語った。
警察当局によると、容疑者は弁護士で、銃撃事件の原因が勤務先の法律事務所でトラブルがあった可能性もあるという。容疑者の車の中からは複数の武器が発見された。
ヒューストン市のシルベスター・ターナー市長は、動機について「容疑者のビジネス関係の問題ではないか」と述べたが、「調査はまだ終わっていない」と付け加えた。
「彼は弁護士で、解雇されてしまったか、法律事務所とトラブルを抱えていたという話もある」と、ターナー市長は語った。「まだ調査の初期段階だが、容疑者の不満が募っていたようだ」
今朝起こったヒューストンでの銃撃事件の被害者の皆様へ我々と共に祈りを捧げましょう。
ヒューストン警察や連邦捜査局(FBI)がこの事件の捜査にあたっている。
このショッピングモールはヒューストンの中心街から7マイル(約11キロ)ほどの郊外にあるウエスト・ユニバーシティ・プレイスに位置し、ライス大学のそばにある富裕層が居住するエリアだ。
事件現場近くに住むジェニファー・モレダさんの夫は、銃撃事件の被害者の1人だ。モレダさんは、夫がちょうど出社するのに家を出ると、外で夫の車のタイヤがきしんで止まる音を聞いたと、現場でのインタビューでABC13に語った。
モレダさんは、銃声を聞いた後に、マンションの床に横たわりながら、電話で夫と話しをしたと述べた。
モレダさんの夫は、「撃たれた!撃たれた!」と叫んでいたが、夫はどこに怪我を負ったか分からなかったという。夫の車のフロントガラスに銃弾が貫通しており、モレダさんは、夫はガラスの破片で目や顔、両腕に怪我をしたと述べた。
「男はフロントガラス越しに車内の人たちの顔を狙って撃っていました」と、容疑者についてモレダさんは語った。「タイヤは撃たず、明らかに狙っていました」
モレダさんによると、4、5人の人たちが赤いレーザー光線が車内の人々の顔に当てられたのを目撃している。報道によると、見つかった武器の少なくとも一つにはレーザー誘導照準器が装備されていたという。
モレダさんは、入院中の夫を見舞いに行く支度をしながら、「容疑者の動機が知りたい」と述べた。
「どうして知りたいか分かる? 赤の他人を傷つけなければならないなんて、人生でそんな悲惨なことって何なの?あの男は私の夫を今日殺すところだったんですよ」と、モレダさんは言った。
この事件はワシントン州のモールで5人が射殺された銃乱射事件の数日後に起きた出来事だ。アルカン・チェティン容疑者(20)はシアトル北部のバーリントンにあるメーシーズで銃を乱射したと報じられている。
ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。
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