野心的。神経質。完璧主義者。
競争心が強くてせっかちな人たちは、心理学の分類では「タイプA」と呼ばれ、イライラしやすいことで知られる。この「タイプA」の人たちは常日頃、他の人にとってはネガティブと思われるような感情を抱えている。
このタイプの人は、多くの心理的な癖がある。せっかちな「タイプA」の人たちの特性は主に極度な緊張によって生じるが、「タイプA」の人自身は、“整理された”や、“説明できる”などの言葉を好む。
仕事や友人関係で、あなたの周りに「タイプA」の人はいるだろうか。以下に「タイプA」の人が理解できない13のことを紹介しよう。もし近くに、競争心が強くてせっかちな人たちがいるなら、参考になるかもしれない。
1.9時30分の約束は、9:35に到着すること
「タイプA」の人と9時30分に会うことになった場合、彼らは9時30分に到着し、少しも遅れないと思ったほうが良い。このタイプの人は、時間に非常に神経質だ。なぜなら彼らは“時間を浪費している”と感じたくないから。「スケジュール遅れ」という概念は、彼らにとって異質のものなのだ。
2. 負けても明るいこと
もしあなたが、かつて「ただのゲームさ」とつぶやいたことがあるとしたら、「タイプA」の人に本気で睨まれることを覚悟しよう。「タイプA」の人々は明らかに少々競争心が強いところがある。多くの場合、彼ら自身が“最も良い形でいなくてはならない”というプレッシャーを感じているからだ。それは、仕事であってもカードゲームであっても変わらない。
3. 全体的に「流れに従う」考え方をすること
「のんびり行こう」ですって? はい、これは「タイプA」の人の語彙にはありません。彼らは簡単にストレスを感じ、そのせいで夜に眠れないこともある。言い換えれば、何であっても“為すがまま”の態度でいるのがすごく難しいのだ。
4.この惨めな光景(未読メール9828通)
なぜ?
5.「プロセスそのもの」を楽しむこと
「タイプA」の人は、極度に目標達成指向があるので、どの仕事や責任も小さすぎることはない。「(タイプAグループ)は、間違いなく成果を達成することに集中しています」と、ミシガン州立大学の心理学・経営学教授のジョン・ショウブロック氏は以前、ハフポストUS版に語った。「彼らはその目標を成し遂げることにすごく集中しているので、実現する可能性が高いことは理解できます」
6.全てを終える前に事務所を出ること
「タイプA」の人にとっては全てが緊急案件であり、同じ考え方で働く他人のことも高く評価する。やることリストをこなす以外のことは考えられないのだ。
7.やることリストを「頭の中に」置く
やることリスト……それなしに働くことを想像することは不可解だ。記憶のなかから全てのタスクを思い出すことは幻想なのだ。
8.こんな机:
ROB MELNYCHUK VIA GETTY IMAGES
研究によれば、散らかった机はよりクリエイティブな考え方に導くという。しかし、「タイプA」は賛成しない。真剣に、こんな机で何が成し遂げられるというのだろうか?
9.静かに座っていること
ある者は爪を噛む、ほかの者は髪をふり回す。「神経質な習慣、それはストレスの肉体的表現である可能性があり、『タイプA』の人に共通している」と、循環器学の研究者で人格分析の専門家メイヤー・フリードマンはコメントしている。
10. 整理道具なしのクローゼット
個々の物は、決まった場所にある。「どこにでも放っておく」は全くナンセンスなのだ。
11.自由時間
何もすることのない長い午後のひとときは、ほとんどの人にとって夢のように聞こえる。しかし「タイプA」の人にとっては、「非生産的」と悲鳴を上げるようなものだ。くつろぐことは、優先順位が低く達成感を感じられない(しかし、研究で示されているように、くつろぐことは驚くほど必要なのだ。特にストレスを受けやすい人にとっては)。
12.「頭の中を空にする」こと
タイプAは何度もよく考える習慣があり、それはときとして潜在的には精神衛生上、害のある可能性がある。しかし、その意図は間違いなく良いことだ。「タイプA」の人は非常に丁寧なのだ。そうでない人にとって、「タイプA」の人たちの心配は無駄に見えるが、彼らは最善のゴールを念頭に行動している。それが、完全なパーティのために行きすぎた計画をたてようが、仕事でのプロジェクトであろうが、
だ。
13.「タイプA」を悪いことのように言う
なぜなら、率直にいって、彼らは他のやりかたをしたくないのだ。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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