リオデジャネイロ・オリンピック第15日の8月19日、シンクロナイズドスイミングは8人によるチームのフリールーティンが行われ、日本チームが銅メダルを獲得した。アテネオリンピックの銀メダル以来3大会ぶりのメダルとなる。毎日新聞などが報じた。
日本チーム(乾友紀子、三井梨紗子、吉田胡桃、中村麻衣、丸茂圭衣、中牧佳南、箱山愛香、小俣夏乃)の8人は、18日のテクニカルルーティンで3位につけた。フリールーティンでは、テーマ曲「天照大神」に合わせて息のあった演技と難易度の高い技を次々と成功させ、95.4333をマークし、テクニカルルーティンとの合計189.2056で、ウクライナを上回り、5連覇のロシア、中国に次いで3位となった。
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NHKニュースによると、2014年に10年ぶりの復帰を果たし、デュエットに続きチームでも銅メダルをもたらした井村雅代監督は、厳しい練習に耐え抜いた選手たちを讃えた。
「この2年間、選手たちを強引に引っ張ってきたので、責任を果たせたと思う。私の指導歴のなかでも、今までで一番ハードな練習を課してきたのだから、『たった1回の演技で失敗するわけはない、すべての力を出してきなさい』と言って送り出した。選手たちは2年前に私が復帰した時はシンクロを好きでやっているだけだったが、今は世界で戦うアスリートになった。精神的に成長した。
チームでもメダルを取ったことはシンクロを志している選手にとって励みになると思うし、新たに始める選手が増えたらうれしい。(東京オリンピックでは)今度は違う色のメダルを目指さないといけない。スポーツは常に上を目指すものだ」
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