土性沙羅が金メダル  伊調、登坂にならって「最後の最後まで諦めず」【リオオリンピック】

リオデジャネイロ・オリンピックが13日目を迎えた8月17日、レスリング女子69キロ級の決勝で、初出場の土性沙羅(どしょう・さら)がナタリア・ボロベア(ロシア)に勝ち、金メダルを獲得した。

リオデジャネイロ・オリンピックが13日目を迎えた8月17日、レスリング女子69キロ級の決勝で、初出場の土性沙羅(どしょう・さら)がナタリア・ボロベア(ロシア)に勝ち、金メダルを獲得した。

優勝してガッツポーズをする土性沙羅

この日、日本選手は48キロ級で登坂絵莉(とうさか・えり)が優勝。58キロ級では伊調馨が優勝し、怒濤の金メダルラッシュとなった。

NHKニュースによると、土性は三重県出身の21歳で、初めてのオリンピック代表。吉田沙保里選手を生んだ道場で磨いた強烈なタックルが最大の持ち味。世界選手権では2013年以降3大会連続でメダルを獲得していた。

試合後のコメントは以下の通り。

本当にうれしいというのが率直な気持ちで。たくさんの方に応援されて支えられたので、そのお陰で獲れた金メダルだと思います。

本当にうれしくて、涙が少し出ました。金メダルを取ったら(栄和人)監督を肩車しようと決めていたので、監督を肩車できて本当にうれしいです。全然重くなかったです。

(残り30秒で逆転したことについて)前に試合していた(伊調)馨さんや(登坂)絵莉さんが、最後の最後まで諦めずにやっていたのを見ていたので、最後まで諦めずにやろうと思いました

■土性沙羅、初出場で金メダル

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