人気映画スター・ウォーズに登場するロボット「R2-D2」役の俳優、ケニー・ベイカー氏が、イギリス中部プレストンの自宅で死去しているのを、8月13日、親類が見つけた。81歳。呼吸器系の病気を患い、この数年は闘病生活を続けていた。
時事ドットコムは次のように報じた。
英中部バーミンガム生まれ。16歳の時からサーカスの道化師やパントマイムなどを演じた。米映画「スター・ウォーズ」(77年)をはじめシリーズ作品に登場するユーモラスなロボットR2-D2役で世界的に有名になった。小人症による112センチの低身長を生かし、ロボット内部に入って操作することで演じた。
(ケニー・ベイカー氏死去(英俳優)=R2-D2の役者:時事ドットコムより 2016/08/14 06:04)
愛らしい動きを見せるR2-D2は、スター・ウォーズを代表する人気キャラクターとなった。ベイカーさんはシリーズの中では1度も素顔を見せることはなかったが、ファンから愛された。スター・ウォーズのほかにも、「エレファント・マン」「フラッシュ・ゴードン」「バンデットQ」など多くの映画に出演した。
スター・ウォーズでルーク・スカイウォーカーを演じるマーク・ハミルさん(64)はTwitterに「さようならケニー・ベイカー 生涯の友よ。彼の楽観的なところと決断力を愛していた。彼こそまさに、私が探していたドロイドだ」と、スターウォーズの名セリフをもじって追悼した。
また、シリーズ3作でオビ・ワン・ケノービを演じたユアン・マクレガーさん(45)も「訃報を聞いてとても残念だ。ケニーと一緒に仕事をするのは、とても楽しかった」とツイートした。
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