ピンクの海、白い砂浜。メキシコ・ユカタン半島にある小さな漁村ラス・コロラダスの海岸に、現実とは思えない風景が出現した。
まるで海が魔法にかけられたようだが、実はピンクの理由は、魔法ではなく海洋微生物。海洋微生物に赤みがかったオレンジ色のベータカロチンが含まれているため、海がバラのような色に染まったのだ。
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ピンクの海は、これまで他の場所にも出現している。2015年には、クリミア半島のコヤーシスコイエ塩湖が、微細藻類と小さな甲殻類であるブラインシュリンプの影響でピンクに染まった。オーストラリアでも、同じ現象が確認されている。
とはいえ、今回ラス・コロラダスに出現したピンクの海は、一番美しいと言えるかもしれない。ここはリオ・ラガルトス生物圏保護区の一部で、手つかずのビーチが何キロにもわたって続いている。そして、ほとんど人がいない。
実際にピンクの海を目にした幸運な人たちが、Instagramに写真を投稿している。これを見たら、ピンクの海と白い砂浜が出会ったメキシコのビーチに、今すぐ行きたくなるかもしれない。
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ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。
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