リオデジャネイロ・オリンピックで飛び込み競技が行われている「マリア・レンク水泳センター」で8月9日午後、プールの水が突然、透明から緑色に変わった。大会組織委員会は「水質検査をしたが問題は見つからず、選手へのリスクもない」と説明、変色した原因を調べているという。毎日新聞などが報じた。
飛び込み用プールが緑色になり、数メートル隣のシンクロ用プールが水色のままの対比の写真を観客がインターネットに投稿。ブラジル代表の飛び込み選手は「9日午後3時まで練習して、更衣室で着替えてプールに戻ってくると、緑色になっていた。なぜかは分からない」とコメントした。
水の色が変わっても競技は行われ、女子シンクロ高飛び込みで銀メダルを獲得したパム(マレーシア)は「屋外プールでは普通の水質だと思う。影響は受けなかった」と話している。
(リオ五輪:プールの水が突然緑色に シンクロなどの会場 - 毎日新聞より 2016/08/10 10:09)
前日の8日に男子シンクロ高飛び込みで銅メダルを獲得したイギリスのトム・デイリー選手は、Twitterで「うーん、何が起きたんだ?」とのコメントとともに、写真を投稿した。
地元メディアによると、組織委員会側は藻が繁殖したとの見方を示した。
マリア・レンク水泳センターでは飛び込みと水球が行われているが、隣の水球用プールは変色していない。
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