スマホゲーム「ポケモンGO」が、福島第一原発事故の避難指示区域でも遊べるとして、福島県の内堀雅雄知事は7月25日の定例会見で「一般の方々がゲームの流れの中で立ち入るのは好ましくない」と述べ、国と対策を検討する考えを明らかにした。毎日新聞が報じた。
帰還困難区域との境界を警備する警備員(2016年3月撮影、Ko Sasaki/Bloomberg via Getty Images)
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福島第1原発に近い8市町村では、国が避難指示を出しており、原則として夜間は宿泊できない。避難指示区域の中で、最も放射線量の高い「帰還困難区域」は、立ち入り自体が制限されている。
■「帰還困難区域でもポケモンを捕まえることは可能」
地元紙「福島民友」に対し、ポケモンGOを開発したナイアンティック社の国内広報代理店が「帰還困難区域でもポケモンを捕まえることは可能」だと説明している。
ただし、福島第一原発の構内では、ゲーム内のアイテムを入手できる「ポケストップ」を設置しておらず、ポケモンも出現しないという。
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