映画「ロッキー」には、こんなに小さなファンもいる。
ハリウッド史上に残るボクシング映画の名作「ロッキー 2」を見ながら、ロッキーの真似をして一緒に運動するかわいい赤ちゃんのチャーリー君の動画。
この動画では、赤ちゃんが目の前のTVを見ながら、トレーニング中のロッキー・バルボアの動きを完全にコピーしている様子が撮影されている。
「息子はこの運動を真面目にやっていんです」と、オハイオ州に住むザック・マジラビーさんは7月初めにこの動画をシェアしながら、誇らしげにFacebookにコメントを投稿した。
母親のマジラビーさんによると、息子のチャーリー君はこの「トレーニング」を1年ほどやっているという。
ロッキーが腕を頭の後ろに置くと、チャーリー君も同じように腕を頭の後ろに置く。チャーリー君はロッキーの縄跳びやウェイトリフティングも、同じようにやろうとしているようだ。
ロッキーが縄跳びをするシーンでは、チャーリー君も地面で激しくジャンプを続ける。ロッキーが腕立て伏せを始めれば、チャーリー君も地面に寝そべる。また、チャーリー君はまだおむつを付けてトイレのトレーニングが始まっていないのに、実に激しいパンチを繰り出したり、夢中になって両腕を上にあげたりしている。
この爽快な2分30秒のエクササイズが終わると、チャーリー君は後ろで撮影したお母さんの方を向き、満面の笑顔を見せている。
この動画はドイツのプロボクサーのデニス・リーバウも含めて世界中でシェアされ、視聴数は1260万を超えた。
またこの動画はロッキー・バルボアを演じた、シルベスター・スタローン本人の目にも留まることとなり、13日にスタローンは、いつかチャーリー君とは「ロッキー10」で戦うことになるかもしれない、とSNSに投稿した。
こんなに小さな子が一生懸命やっていることに感動した。とても誇りに思う。いつか彼と戦う日が来るかもしれないな…
すごいぞ、チャーリー君!
こういう話題になるとすぐいちゃもんを付けたがる人のために書いておくが、チャーリー君のお父さんによると、チャーリー君はロッキーの中の戦うシーンを見ることは許されておらず、TVを視聴する時間も「大幅に制限されている」そうだ。
少し先の話かもしれないが、そのうちチャーリー君は「ランボー」にもチャレンジしてくれることだろう。
ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。
関連記事