フランス・ニースで花火の見物客に車突っ込む、80人死亡か テロの可能性も【UPDATE】

フランス南部のニース市で7月14日夜、フランス革命記念日の花火見物客にトラックが突っ込み、検察当局は77人が死亡した恐れがあり、100人以上が負傷したと述べた。
In this UGC video grab provided by Harp Detective on Thursday July 14, 2016, people run out from the scene after a truck drove on to the sidewalk and plowed through a crowd of revelers whoâd gathered to watch the fireworks in the French resort city of Nice. Officials and eyewitnesses described as a deliberate attack. There appeared to be many casualties. (Harp Detective via AP)
In this UGC video grab provided by Harp Detective on Thursday July 14, 2016, people run out from the scene after a truck drove on to the sidewalk and plowed through a crowd of revelers whoâd gathered to watch the fireworks in the French resort city of Nice. Officials and eyewitnesses described as a deliberate attack. There appeared to be many casualties. (Harp Detective via AP)
ASSOCIATED PRESS

・フランス南部のニースで7月14日、フランス革命記念日の花火見物客にトラックが突っ込んだ。

・少なくとも80人が死亡

・地元検察はテロの可能性があると指摘

フランス南部のニース市で7月14日夜、フランス革命記念日の花火見物客にトラックが突っ込んだ。検察当局は少なくとも75人が死亡した恐れがあり、100人以上が負傷したと述べた。CNNなどが報じた。地元メディアや目撃者によるとテロの可能性があるという。

ニース市のセバスチャン・ハンバート市長代理はロイターに、トラックの運転手は射殺されたと述べた。

ニース市があるアルプ=マリティーム県のシルヴィ・トフィン報道官はAP通信に、トラックが見物客に突っ込んだのは意図的なもので、「襲撃だった」と述べたが、詳細な説明は避けた。

ニース市に住むワシム・ボウヘルさんはAP通信の取材に対し、「道路の上はまるで大虐殺が起きたようだった」「遺体が散乱していました」と語った。

AFP通信は、白いバンが猛スピードで歩行者たちの列に突っ込み、次々に跳ね飛ばされたと伝えている。

フランスのフランソワ・オランド大統領は事件に対応するため、パリで緊急危機管理会合を招集した。

警察は住民に外へ出ないよう呼びかけ、医療チームが現場に急行している。

SNSには通りにいる人たちが走って逃げる様子が次々と投稿された。衝突の原因はまだはっきりしない。

SNSユーザーは騒乱の中で助けを求めたり、避難したりする人々の声を#PortesOuvertesNiceのハッシュタグを使ってシェアしている。

※内容を随時更新します

ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。

関連記事

注目記事