第一次世界大戦における最大の会戦と言われる「ソンムの戦い」から7月1日、100年を迎えた。フランス北部ソンムの戦場跡では記念式典が開かれ、イギリスからはウィリアム王子とキャサリン妃、キャメロン首相が参列。フランスからはオランド大統領らが出席した
1916年7月1日、イギリス・フランスを中心とする連合国軍はフランス北部のソンム河畔でドイツ軍への大攻勢を展開した。戦闘は同年11月まで続き、連合軍とドイツ軍合わせて100万人以上が戦死したとされる。
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第一次世界大戦は、人類がかつては考えもしなかった「総力戦」となった。機関銃が威力を発揮し、毒ガス・飛行機などの新兵器も誕生。イギリス軍は、ソンムの戦いで初めて新兵器「タンク(戦車)」を実戦投入した。近代戦争の端緒となった歴史的戦いを、画像で振り返る。