6月24日の東京外国為替市場は午前11時半過ぎ、1ドル=99円台を付けた。2013年11月以来、2年7カ月ぶりの高値なった。NHKニュースなどが報じた。イギリスで投票が締め切られた国民投票でヨーロッパ連合(EU)からの離脱派が優勢との観測を受けて、世界経済の先行きが不透明になるという見方から、安全な通貨とされる円が買われているという。
東京市場では、朝方に1ポンド=160円近辺まで上昇していたイギリス・ポンドも、一時1ポンド=145円台に急落した。
円は対ユーロでも乱高下しており、東京市場では一時1ユーロ=112円台の円高・ユーロ安水準をつけた。