こじはる、総選挙でAKB卒業発表「やっと卒業します」【コメント全文】
■『第8回AKB48選抜総選挙』開票イベント(18日、新潟・HARD OFF ECO スタジアム新潟)
AKB48の小嶋陽菜(28)が18日、グループから卒業することを発表した。新潟・HARD OFF ECOスタジアム新潟で行われている『第8回AKB48選抜総選挙』のスピーチ中、自らファンに「私、小嶋陽菜はAKB48をやっと卒業します」と報告した。
これまで何度も卒業発表を見送ってきた1期生のこじはるが、デビュー11年目、ついに決断した。未来から来たメンバー、にゃんにゃん仮面に扮した小嶋は、16位にランクインし、選抜入りを果たすと「ということでにゃんにゃんメンは小嶋陽菜でした」と説明。仮面とネコ耳を外すと、「なぜ今回私がこういう形で出馬したかというと、最後に総選挙に出馬したいと思ったからです」と神妙に話し始めた。
今朝、スポーツ紙各紙が一斉に、小嶋が総選挙での卒業発表の意思を固めたと報じたことに言及すると「皆さん、エーという準備はできていますか」とおどけ、「ということで、私、小嶋陽菜はAKB48をやっと卒業します」と宣言。「エーの声が小さい」と観客をいじりながらも「時期などは決まっていませんが、たかみな(高橋みなみ)みたいにならないようにと思っています」と卒業までに1年4ヶ月を要した高橋のようにはならないことを示唆した。
13年10月発売のシングル「ハート・エレキ」で8年目にして初の単独センターを務めることが発表されて以来、事あるごとに卒業が取りざたされてきた。14年6月の総選挙(第6回)では実際に発表するつもりだったと言うが、直前の握手会襲撃事件で思いとどまった。
大観衆を前に「卒業発表しようと思いましたが、しませ~ん」とおどけると、「もうちょっとだけここにいて、私にできることをやろうと思いました。卒業発表はみんなが心から笑顔になれるときに」と宣言。本人としては、このときが最後の総選挙と決めていたというが、最後にもう一度だけ出馬を決意。「AKB48のためになればいいなと思い、こういう形になりましたが、出馬することになりました」とにゃんにゃん仮面に扮して立候補した理由を説明した。
AKBグループ最年長で、唯一の昭和生まれの小嶋は、2005年12月8日に1期生20人の1人として東京・秋葉原のAKB48劇場で公演デビュー。シングル選抜回数は歴代1位の44回(インディーズ2曲含む)で、元祖“神7”の1人。メンバー随一の容姿でグラビア、ファッション界にも活動の場を広げ、1stフォトブック『こじはる』(14年12月発売)は一昨年のタレント写真集部門で年間1位、写真集『どうする?』(昨年3月発売)は昨年の同部門で年間2位の売上を記録した。。総選挙は第1回から6位→7位→6位→7位→9位→8位→不参加。
【コメント全文】
(にゃんにゃん仮面として寸劇後)このような田舎芝居がこのあと10分続く予定だったのですが、皆さんが気にしているのはそこじゃないと思ったので、小嶋陽菜としてお話しさせていただきたいと思います。ということで、(マスクを取って)にゃんにゃん仮面は小嶋陽菜でした。
なぜ、今回私がこういう形で出演したかというと、最後に総選挙に出たいと思ったからです。私の総選挙は、皆さんの前でスピーチした「卒業しようと思ったけれど、しません」て言った2年前で終わっていました。でも、最後に少しでもAKBのためになるならと思いました。
今朝、スポーツ紙などで報道がありましたが…皆さん、「えー」という準備できていますか?ということで、私、小嶋陽菜はAKB48をやっと卒業しまーす。(観客「えー」)えーがちっちゃい、卒業しまーす!(観客「えー」)。たくさんの「えー」ありがとうございます。発表はしましたが、時期などは決まっていません、たかみなみたいに、あぁいう風にならないようにって思っています。今年の総選挙も皆さんのおかげですごく楽しかったです。皆さんこれからもAKB48をもっともっと楽しんで下さい。たくさんの応援をありがとうございます。
(今朝の報道を見て)なんでばれているんだろうってびっくりました。とっておきの発表しようと思ったら報道されて、にゃんにゃん仮面の最後をどうしようか悩んでいたので、逆にありがたかったです。(わんわん警察は)友情出演ってことで来てくれました。
(今後は)AKBで出会った方とよりもっと近くでお仕事したい。ファッションのお仕事を続けつつ、いろんなところにいきたい。(女優の道は?)特にない。競馬も頑張りたい。