クマ「ちょっとお邪魔しますよ」子供「ギャァアー!!」(動画)

プロからの助言:音量を下げること。
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アメリカのアイダホ州、モンタナ州、ワイオミング州にまたがるイエローストーン国立公園を訪ねていた家族が、思いも寄らぬことを経験した。一頭の大きなアメリカクロクマが、彼らの車のドアを開けたのだ

YouTubeに投稿された短い動画には、クマが停車中の車の横に歩み寄っているのが写っている。

「父さん、クマが僕たちのすぐそばにいるよ」不安げな声で男の子は言う。

クマは助手席の窓の横に現れ、前の席に座っている男性の顔を覗き込み、難なくドアを開けた。恐怖の叫びが車内にとどろき、助手席の男性はドアを閉めようと必死だ。

動物が人間に接近する例は、これだけではない。2016年のイエローストーンでは、驚くような出来事が続いている。

5月、イエローストーンの観光客が、善意の行動で悲劇を招いた。彼らは、群れからはぐれた生まれたばかりのバイソンをSUV車のトランクに乗せたところ、イエローストーンの職員は、そのバイソンを安楽死させた。数日後に、3人のカナダ人が、イエローストーンにあるグランド・プリズマティック・スプリングの生態学的に貴重な土壌に足を踏み入れたため、刑事責任に問われた

6月になっても、写真を撮ろうと近づき過ぎた女性を襲うエルク(大型のシカ)を写した動画がネット上に公開された。また、23歳のオレゴン州の男性が、沸騰した間欠泉に落ちて亡くなった

イエローストーンでは、規則によって訪問者は、バイソン、エルク、オオツノヒツジ、シカ、ムース、そしてコヨーテから少なくとも25ヤード(約23メートル)離れ、 クマとオオカミには少なくとも100ヤード(約90メートル)離れていなければならない。訪問者はまた、道から熊を観察するときは、車を止め車の中に留まることも義務付けられている

ひとつ助言しよう。車のドアをロックするとさらに開けるのが難しくなる。

ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。

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