5月19日現在、世界の最高齢の人物をご存じだろうか。イタリアのヴェルバーニアに住むエマ・モラノさんだ。116歳のモラノさんは、1800年代生まれと記録されており、生きている人としては最高齢の人物だ。
モラノさんの介護人が5月13日朝、テレグラフ紙に語ったところによると、モラノさんは新たな称号を得たことを知って「喜んでいる」という。
「今朝この話が伝えられると、『これは驚いた、とても年を取ったのね』と言っていました」と、モラノさんの親戚で72歳のロシ・サントーニさんは語った。
それまでの記録保持者で、116歳だったスザンナ・マシャット・ジョーンズさんは12日夜、アメリカ・ニューヨーク市で死去した。10日間体調を崩した後のことだった。
モラノさんにとって大ニュースではあったが、いつものことだった。110歳を超える彼女は、いつも通り牛乳とビスケットの朝食をとり、ゆで卵とセモリナ(パスタ)を昼食に食べた。
長寿の鍵として、モラノさんには変わった秘訣がある。彼女は何十年に渡って、1日の2個の生卵を食べている。これは若かった頃に、貧血対策のために医師から勧められて始めた習慣だ。
それから、医師の指示ではないものの、モラノさんにとって効果的だったと思われる秘訣もある。2015年、彼女はニューヨーク・タイムズに対し「長生きできたのは、38歳で不幸な結婚生活に別れを告げて以降、独身を貫いてきたおかげなの」と話した。
「誰からも支配されたくありません」と彼女は説明した。
長寿のためのアドバイスでははないように思えたとしても、100歳超えの他の人たちも驚くべき習慣を紹介している。マシャット・ジョーンズさんは、毎日ベーコン炒めを食べていると語っていた。またカリフォルニアのある男性は、100歳まで生きられたのは、過去30年間毎日ドーナツを食べ続けたからだと話していた。
どんな食べ物でも、効果はあるものです。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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