前田健さん通夜しめやかに 著名人が追悼続々 堺正章「まだ志半ば…」
先月26日に虚血性心不全のため亡くなったお笑い芸人・前田健さん(享年44)の通夜が2日午後6時より、東京・代々幡斎場でしめやかに営まれ、多くの関係者や著名人が弔問に訪れた。
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取材に応じた堺正章は「何もできない自分の無力さにガッカリしまして、大変残念な結果になってしまった」とうつむいた。今年1月に行われた新年会が生前最後に会った場所だといい「まだ志半ば……。これから大きく花咲いていく人間だった。本人としては無念だったと思う」と早すぎる別れを悔やんだ。
公私共に親交の深かった南野陽子は「突然のことでびっくり…。自分もこんなに早くとは思ってなかったと思う。悔しいですね」とポツリ。前田さんが、コンサートで振り付けを担当をしたこともあり「私は未だにマエケンをすごくあてにしていて、ちょっと一段落ついたら相談しようとしていたところなので、どうしよう…。後輩でしたけど、先輩のように頼もしく説教をしてくれることもあった」と大切な支えを失い、茫然自失な様子で話していた。
前田さんは24日午後7時過ぎ、東京都新宿区新宿3丁目の路上で突如嘔吐(おうと)して倒れ、虚血性心不全のため急逝。歌手・松浦亜弥の物まねで広く知られ、芸人だけでなく、NHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』では結城秀康役を演じるなど俳優としても活動。振付師や映画監督などマルチに活動していた。
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