【UPDATE】2016/04/15 7:25
熊本県警察本部によると、熊本県では、地震でこれまでに益城町で7人と熊本市で2人の合わせて9人が死亡した。NHKが報じた。9つの市町村で少なくとも935人がけがをしているという。
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震度7は、1995年の阪神・淡路大震災や、2011年の東日本大震災のときに観測された規模。気象庁によると、震源の深さは11km、マグニチュードは6.5。津波の心配はないという。
また、午後10時07分ごろにも強い地震があり、熊本県益城町で震度6弱、 西原村や熊本市東区で震度5強の揺れを観測した。10時38分ごろに震度5弱、15日0時03分ごろにも震度6強を観測するなど、強い余震が続いている。気象庁によると、午後11時10分までに震度3以上の余震が14回観測されており「陸域の浅い地震は余震が多い特徴がある。しかも、震源が浅いので、規模が小さめの地震でも、真上の地点では強く揺れることもある」と説明している。
気象庁は「震度6弱程度を観測する余震が1週間程度発生する恐れがある」として、十分な注意を呼びかけた。
政府は午後10時10分に災害対策本部を設置し、午後10時40分に熊本県知事からの要請を受けて自衛隊を派遣した。
NHKニュースは九州電力玄海原発(佐賀県玄海町、運転停止中)、川内原発(鹿児島県薩摩川内市)とも異常はなく、川内は1・2号機とも正常に運転を続けていると伝えた。山陽新幹線は小倉~博多間、九州新幹線は博多~鹿児島中央の全線で上限線とも運転を見合わせている。JR九州も在来線全線で運転を見合わせている。
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■4月14日午後11時半から気象庁が会見