首都圏のJR各駅に、アルファベットと数字の組み合わせが表示されることになった。
JR東⽇本は4月6日、「駅ナンバリング」を導⼊することを発表。10月1日以降、⾸都圏エリアの276駅と子会社の東京モノレールの駅が対象となる。
■駅ナンバリングとは?
駅ナンバリングは、アルファベットと2ケタの数字で駅名を表す制度。2004年4月から東京メトロと都営地下鉄で導入され、大阪、名古屋、札幌などで順次導入されている。アルファベット・番号・路線ごとに決めた色を組み合わせ、乗り換えを分かりやすくする狙いがある。
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JR東日本では、路線ごとに割り当てたアルファベット2文字と、駅ごとに割り当てた2桁の数字を組み合わせて駅名を表す。例えば「山手線の新宿駅」は、山手線を示す「JY」と新宿駅に割り振られた「17」を組み合わせ「JY17」となる。また、東京駅や新宿駅など複数路線が乗り⼊れる駅には、アルファベット3⽂字の「スリーレターコード」をあわせて表⽰する。東京駅は「TYO」、新宿駅は「SJK」、秋葉原は「AKB」となる。
導入理由について、JR東日本は「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技⼤会の開催を⾒据え、訪⽇外国⼈旅⾏者の⽅をはじめ、すべてのお客さまによりわかりやすく、安⼼して鉄道をご利⽤いただくため」としている。訪⽇外国⼈旅⾏者の受⼊れ体制のさらなる強化を図るため、駅ナンバリングの導⼊にあわせて日・英・中・韓の4ヵ国語による駅名表記も同時に進める方針だ。
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