元法相の松島みどり衆院議員(自民、東京14区)が、国会審議中に携帯電話をいじったり、居眠りしたりする姿がインターネット中継で放送され、批判を浴びている。
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問題となったのは3月9日の衆院外務委員会。答弁する岸田文雄外相の横で、携帯電話を操作したり、居眠りしたり、あくびしたりする場面がインターネット中継で映し出された。
衆議院インターネット審議中継
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この部分を切り取って投稿したYouTubeでは「自民党たるみきってる」「何しに国会へ行っているの?」などのコメントが書き込まれている。
日刊ゲンダイの直撃取材に、松島氏は「知らない。見たことないわ」と述べ、無言を貫いたという。朝日新聞デジタルは、松島氏が事務所を通じて以下のような謝罪コメントを出したと伝えた。
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「今回の私の一連の所作につきましては弁解の余地もございません。深く反省しております」
(審議中に読書・携帯・居眠り… 松島みどり元法相に批判:朝日新聞デジタルより 2016/03/17 22:55)
松島氏は朝日新聞記者を経て、自民党の候補者公募に応じ、2000年の衆院選で初当選。2014年に法務大臣として初入閣したが、自身のイラストや名前が入ったうちわを選挙区内で配っていたことが寄付行為にあたると国会で追及され、2カ月たらずで辞任した。
15日には石破茂・地方創生担当相が衆院地方創生特別委員会で、2015年に成立した改正法案の説明書を読み上げて陳謝する事態が発生。内閣府は17日、「誤り事案再発防止チーム」を立ち上げた。自民党の稲田朋美・政調会長は「自民党が少したるんでいるという声を地元でも聞く。自分も含めて引き締めていきたい」と、17日の会見で述べた。
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