アメリカの食品メーカー大手のケロッグの工場の生産ラインに男が小便をかける様子を写した動画がインターネットに掲載され、同社は3月14日、アメリカ食品医薬品局(FDA)が犯罪捜査を始めたと発表した。ハフポストUS版などが報じた。
この動画は2014年に撮影され、11日に動画サイトにアップロードされた。放尿する場面に続き、カメラがぐるっと回った後、ケロッグのロゴ入り看板が映っていた。
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ケロッグは内部調査の結果、動画はアメリカ南部テネシー州メンフィスの工場で2014年に撮影されたことが分かったと発表。「ライス・クリスピーズ・トリーツ」などのシリアル商品が影響を受けた可能性があるが、「影響は極めて限られ、すでに賞味期限を過ぎている」という。当時、ケロッグと従業員の間では労使紛争が起きていた。
ケロッグは12日に発表した声明で、「絶対に容認できない状況に対し強い憤りを覚える」と述べ、「関わった男が働いている場合は解雇し、法律を最大限適用して告訴する」と発表した。
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