ビートルズの多くの名曲を手がけ「5人目のビートルズ」と呼ばれたイギリスの音楽プロデューサー、ジョージ・マーティンさんが3月8日、自宅で死去した。90歳だった。時事ドットコムなどが伝えた。
1926年ロンドン生まれ。ギルドホール音楽演劇学校で学び、BBCのクラシック音楽部門などを経てレコード会社パーロフォンに入社。社長だった62年、大手のレコード会社で不合格になっていたビートルズのデモテープを聞き、粗削りながら潜在的な才能を認めて契約を決め、ロンドンのアビーロード・スタジオでのデビュー曲の録音に立ち会った。
(時事通信ニュース:G・マーティンさん死去=名プロデューサー、「5人目のビートルズ」より 2016/03/09 18:14)
訃報を受け、ビートルズのドラマー、リンゴ・スターさん(75)は9日、Twitterで「ジョージ・マーティンに神のご加護を」などと追悼の意を表した。
故ジョン・レノンとオノ・ヨーコさん(83)の息子、ショーン・レノンさん(40)もTwitterで「余りのショックに言葉がありません。安らかに眠ってください」などと追悼メッセージを投稿した。
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BBCによると、マーティンさんは、戦後、大手レコード会社EMIの系列レーベル「パーロフォン」のプロデューサーとなる。グラミー賞を複数受賞したほか、映画「ア・ハード・デイズ・ナイト」の音楽でアカデミー賞を受賞。ビートルズのほかにジェリー・アンド・ザ・ペースメーカーズなどと組み、700枚以上のレコードを製作した。
1996年には、音楽界への貢献からナイトの称号を贈られた。
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