埼玉県吉川市の中学校の給食で、「卒業お祝い献立」の日が3月11日となったことについて、教職員などから「震災のあった日にお祝いなんて非常識」という声が上がっている。埼玉新聞が報じた。
埼玉県南東部にある人口約7万人の吉川市。市内には中学校が3校あり、毎年、給食の最終日に卒業お祝い献立を提供しているという。今年は15日が卒業式で、土日を挟むため11日が最後の給食になった。
献立は栄養士、市教委の職員、学校給食センターの所長など20人以上で構成する研究協議会で決めているが、市教委によると、3月の給食を決めた際、異論は出なかったという。
しかし、市内の中学の男性教諭は「献立は3月に学校に配布され、市教委に日にちの変更を求めてもなしのつぶてだった。生徒に説明できない。鎮魂の日で祝う日ではない」と問題視している。
(3月11日に卒業祝い給食は非常識? 吉川の中学校で賛否…困惑もより 2016/03/10 )
市教委は「既に献立も各校に配布しており、材料も発注している。変更は極めて難しい」とコメントしている。
■Twitterの声
Twitter上にも様々な声が寄せられている。その一部を紹介する。
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