プロレスラーのハヤブサ(本名・江崎英治)さんが3月3日、くも膜下出血のため死去した。47歳だった。所属事務所が4日に発表した。ハヤブサさんは、華麗な空中殺法を得意とする覆面レスラーだった。スポニチなどが報じた。
熊本県八代市出身の江崎さんは1991年5月、FMWでデビュー。アクロバティックな飛び技を武器にエースとして活躍し、FMW二冠統一王座などを獲得。全日本プロレスにも参戦し、99年には新崎人生とのタッグでアジアタッグ王座を奪取した。
しかし、2001年10月22日、東京・後楽園ホールでの試合中のアクシデントで頸椎を損傷。一時全身不随となる重傷を負った。その後は懸命のリハビリを行い、杖を使って歩けるまで回復。昨年8月には日本テレビ「24時間テレビ38」に生出演し、「開脚リングインをしてリングに戻る約束を果たすため、今まで以上に頑張っていきたい」とあらためて現役復帰への強い意志を口にしていた。
(プロレスラー・ハヤブサ死す…早すぎる47歳、復帰目指し懸命リハビリも ― スポニチ より 2016/03/04 15:32)
FMWは、大仁田厚さん(元参院議員)がエースだった団体。
ハヤブサさんは、車いす生活のまま講演会に出向いたり、シンガー・ソングライターとしてライブを開いていたほか、執筆、イラスト制作など幅広い活動をしていた。
ハヤブサさんの訃報を受け、プロレスラーの武藤敬司さん(53)や永田裕志さん(47)はTwitterに追悼メッセージを投稿した。
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