オリンピック招致をめぐる闇が暴かれる可能性が出てきた。
イギリスのガーディアンは3月1日、フランスの検察当局が、8月に開催されるリオデジャネイロ大会と2020年の東京大会の招致活動について捜査していると報じた。具体的な疑惑を示していないが、検察当局は国際陸連の前会長で国際オリンピック委員会(IOC)名誉委員だったラミン・ディアク氏の汚職疑惑を捜査しており、その一環だという。
東京オリンピックの招致に関しては、ロシア陸上界のドーピング問題に関する世界反ドーピング機関の独立委員会が1月に公表した調査報告書の中で、日本側が国際陸連などに協賛金を支払っていたと指摘していた。
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共同通信によると、IOCのアダムス広報部長は2015年から捜査に協力していることを認めたが「現時点で不正の証拠は何も出ていない」と説明した。
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