時に自然は、自分の目だけでしかとらえられない絶景を見せてくれることがある。
ヨセミテ国立公園の「炎の滝(ファイアーフォール)」がそれだ。
毎年2月後半の2週間くらいになると、湧き出る溶岩の滝のような、鮮やかなオレンジ色に燃えるファイアーフォールを見ることができる。これは、ヨセミテ国立公園の最も有名な見どころの1つだ。
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もちろん、このファイアーフォールは本当に溶岩というわけではなく、ホーステイル滝で最も気温の低い時期にだけ見られる珍しい自然現象なのだ。
そろそろこのファイアーフォールを見るのに絶好の季節がやってくる。ナショナル・パーク・ギークによれば、このファイアーフォールが見られる条件は、雪が溶けるほどあり、空が晴れ、絶妙な角度で日光が当たった時だけだそうだ。
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このファイアフォールは、非常に珍しい自然現象で、カメラにとらえるのが難しい。つまり、自分の目で見るのが一番なのだ。
そしてそれはあなたにとってもいいことなのだ。最近の研究によると、カメラで撮影した写真ではなく、実際に大自然に触れ合うことは、精神面・健康面両方の健康を促進させるという報告がされている。
今年ヨセミテ国立公園でファイアフォールを観察できる時期は、まさに今だ。ホーステイル滝に日光が当たる最高の絶景を見るには、今すぐ公園内のエル・キャピタン・ピクニックエリアに向かおう(2月の終わりまでに!)。
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今自ら進んで国立公園に行く気にならないという人は、来年のヨセミテ国立公園の旅行予約をしておくことをおすすめする。
ファイアーフォールを見ることはできなくとも、次に見せるような壮大な日没を見れば、きっと「来て良かった」と思うことだろう。
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良い旅を!
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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