アメリカで2007年以来初めて、書店の売り上げが増加に転じた。
アメリカ国勢調査局が発表したデータによると、2015年の書店売り上げは111億7000万ドル(約1兆2500億円)で、前年に比べ2.5%増えた。一方、パブリッシャーズ・ウィークリー誌によると、電子書籍の売り上げは減少した。
注目したいのは、年間全米ベストセラーの上位3位を女性作家が占めたことだ。1位は、2月19日に亡くなったハーパー・リーの小説「ゴー・セット・ア・ウォッチマン」。この作品は1960年の小説「アラバマ物語」の元になった作品だ。
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2位はE・L・ジェイムズの「グレイ」、3位はポーラ・ホーキンスの スリラー「ガール・オン・ザ・トレイン」だった。
2015年、もう一つ女性作家にとって嬉しいニュースとなったのが、ベラルーシのジャーナリストで作家のスヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチがノーベル文学賞を受賞したことだ。100年以上の歴史がある同賞で、まだ13人目の女性受賞者だ。
日本人女性も活躍している。片づけコンサルタント近藤麻理恵さんの「The Life-Changing Magic of Tidying Up(人生がときめく片づけの魔法)」が全米ベストセラーノンフィクション部門で1位に輝いた。
ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。
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