夏に似合う爽快な作風で知られ、代表作に「一本の音楽」があるシンガー・ソングライターの村田和人(むらた・かずひと)さんが2月22日午後4時20分、転移性肝臓がんのため死去した。62歳だった。村田さんの公式ブログとFacebookで、息子の村田彼方さんがファンに報告した。
東京都出身。スポニチは次のように伝えた。
1954年(昭29)生まれ。学生時代からバンド活動をし、大学卒業後に現在のヤマハに入社。その後もライブ活動を続け、82年4月にシングル「電話しても」でデビューした。親交があった山下達郎プロデュースの「一本の音楽」がCMソングに起用され、83年にヒットした。
作曲家としては故川島なお美さんや光GENJI、早見優らに曲を提供。最近まで精力的にライブ活動をしていた。
(歌手の村田和人さんが死去 62歳の若さで…80年代に活躍 ― スポニチ より 2016/02/23 10:48)
シンガー・ソングライターの杉真理さんとのユニット「アロハ・ブラザース」でも活動を続けていた。
村田さんは6日付のブログで体調不良のため一時休養することを発表、3月までのほとんどのライブが中止になっていた。その一方で「本当にスミマセン!!全力で元気になります!」と復帰を誓い、ニューアルバムのアイデアを練っていることを報告していた。15日付のブログが最後の更新となった。
息子の村田彼方さんはブログに「7月、8月に村田バンドのメンバーで村田和人追悼ライブを行います詳細はまた追って連絡いたします」と記している。
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