誰でも、人生の3分の1は寝て過ごしている。しかしあなたは、ベッド(寝る場所)を、エネルギーを充電する大切な場所として扱っているだろうか?
健康的な暮らしに睡眠は欠かせない。睡眠が不十分だと、体の具合や精神状態、感情などに様々な影響が生じてくる。そしてこの大事な睡眠の時間に、避けるべき悪しき習慣がたくさんある(スマホのことを言ってるんですよ)。
そして、睡眠の質を高めるための最もシンプルな方法は、ベッドを入りたくてたまらない、また入ったら2度と出たくないような場所にすることなのだ。
2011年の全米睡眠財団(NSF)の調査によると、自分のベッドが快適で清潔な、リラックスできる場所だと睡眠の質が高くなるという。自分が「よく寝れている」と考える約90%の人が、質の高い睡眠のためには、快適なシーツとベッドが不可欠だと回答した。
「正直なところ、(シーツの)手触りや感触、香りなどがこれほどまで重要だったという結果を見て驚きました」と、NSFの最高執行責任者デイヴィッド・クラウド氏はWebMDに語った。
しかし、Instagramのアカウントで寝室の写真を投稿しているセア・ジョイス氏はそれほど驚いていない。ジョイス氏は、質の高い睡眠は「とても快適な、品質の良いシーツから始まる」と話している。
「私はシーツ中毒なんです」とジョイス氏は、自身のリネンクローゼットについてハフポストUS版に語ってくれた。「シーツや枕カバーが山のように詰め込まれていて、シーツのジェンガみたいに危ない場所になっているんです」
品質の良いリネンには、高い値段がつきものだということは誰もが知っているが、ベッド周りの寝具は1セットあれば十分だ。ジョイス氏は、ちゃんとした寝具ブランドのアイテムを選ぶことが、より予算の節約になると話す。
そしてデザイン面も、考えすぎる必要は無い。ジョイス氏のベッドは「シンプルで清潔」で、基本は白のシーツ。たまに縁に色の付いたシーツの時もあるそうだ。ジョイス氏によれば、毎日のベッドメイクはもちろん、シーツのアイロンがけもオススメだという。完璧なベッドにするために、十分やる価値があるのだそうだ。
「ちょっとしたホテル気分ですね」とジョイス氏。「きちんとプレスされたシーツの感触は、気分をリフレッシュさせてくれます。自分ひとりでベッドをリラックスしやすい贅沢な場所にできることは、素晴らしいことだと思います」
結局のところ最も重要なことは、よく眠った後にちゃんと起きられることなのだが、寝る時の環境が、スッキリとした目覚めには重要なのだ。
質の良いシーツを使って、枕をこまめに変えるようにしよう(3カ月に1回は変えましょう!)、サイドテーブルにスマホを置かないようにして、室温は、睡眠に最適な温度とされる15〜20度くらいに保つようにしよう。
より質の高い睡眠のための準備はできただろうか? 下にあるのは、ジョイス氏が紹介する、よく眠れるベッドルームの一例だ。何といっても、ベッドの中で快適に過ごせるというのは、とても良いことなのだ。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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