【目の錯覚】画像を逆さにすると、人間の目は「違い」に鈍感になる(試してみよう)

上下逆さにしたものを見た時、人間の目は鈍感になる。こんな面白い実験がある。

この記事はハフポストUK版に掲載されたものを翻訳しました。

人間の目の錯視の一種に「インヴァージョン(逆転)」というものがある。

普通の向きでは違って見える画像が、上下を逆にして並べると、同じように見える(または、違いが目立たなくなる)というものだ。

セインズベリー・ウェルカム・センターがこの現象について説明している。

「われわれが人の顔を知覚する際には、2つの過程があると考えられています。最初の過程は、局所的処理です。個々の顔の特徴、例えば口、鼻、目を処理します。 2つ目の過程は、全体的処理で、パーツ間の関係を処理します。これらはとても繊細なプロセスで、顔が上下逆さだと混乱が生じるようです」。

この理論は1980年に研究者のピーター・トンプソンによって検証された。これは「サッチャー錯覚」と呼ばれ、これは今では非常によく知られた論文となっている。

2つの画像を上下逆にして見た時、それらは似たものに見えるが、正しい向きに直すと、はっきりとその2つの画像の違いがわかる。(矢印のついたマークをドラッグすると左右に動かせます。)

きっと2枚の画像が、実際にはどれほど異なっていたかに驚くはずだ。

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