NHKの籾井勝人会長は1月4日、職員向けの年頭あいさつで、2015年大みそかの紅白歌合戦の平均視聴率が過去最低となったことについて、「私自身、紅白を見て、もしかすると視聴率が間違っているんじゃないか、と思うくらい(番組内容が)良かったと思う」と評価した。産経ニュースなどが報じた。
籾井会長のもとには「例年とはまた一味違った形で良かった」という好意見が多数、寄せられているといい、「非常にバランスが取れ、NHKらしい企画だった」と現場をねぎらった。
(【NHK紅白】「(史上最低の)視聴率は間違いじゃないか?」-籾井会長が自画自賛 - 産経ニュースより 2016/01/04 11:36)
ビデオリサーチによると、紅白第2部(後半)の平均視聴率(総合テレビ)は関東地区で39.2%で、2部制となった1989年以降で最も低かった。
一方、出場歌手の歌唱シーンで最高は、紅組のAKB48が終了して白組のEXILEが歌い始めた午後9時54分の43.4%だった。
3月末にグループを卒業する高橋みなみ(24)の花道を盛り上げるため、卒業生の前田敦子(24)と大島優子(27)がサプライズで登場。歌手別の最高(午後9時54分)は、歌い終えた高橋が「(2人が紅白のステージに帰ってきて)うれしいです」と涙をぬぐい、白組司会はV6の井ノ原快彦(39)が曲紹介、EXILEが歌い始める場面だった。
(「紅白」歌手別最高視聴率はAKB48→EXILE 43・4% ― スポニチ より 2016/01/04 10:08)
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