つんく♂が作曲賞「2歳の子供でも響くんだな」曲作りのきっかけ明かす【日本レコード大賞】

自身の子育て経験から生まれた曲でした。

喉頭癌のため声帯を全摘出した音楽プロデューサーのつんく♂(47)が、12月30日放送の「第57回 輝く! 日本レコード大賞」(TBS系列)で、作曲賞を受賞した。クミコが歌う『うまれてきてくれて ありがとう』での受賞となった。

この日、新国立劇場で行われた授賞式のあいさつで、つんく♂は曲作りのヒントについてコメント。自身の育児経験から生まれた曲であることを、パソコンで文字を打ち、次のように伝えた。

「今、4歳の次女はアレルギー持ちで、眠くなると体温があがって、体が痒くなります。

なので、さすりながら寝かしつけていたんですが、そのときに鼻歌で、生まれてきてくれてありがとうって感じで、本当、適当なメロディーで繰り返し歌ってたんです。

で、もう寝たかなと思って歌をやめたら、『ねえ、お父さん、もう一回、ありがとうの歌、歌って』って言ってきて、ああ、2歳の子でも、こういう言葉は響くんだなと思ったのがきっかけです。

今回の受賞は家族みんなで、とても喜びました」

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