日本テレビ系のニュース番組「情報ライブ ミヤネ屋」で珍事が起きた。
番組冒頭でフリーアナウンサーの宮根誠司さんが、「こんにちは。12月24日木曜日、報道ステーションです」とタイトルコールを間違えてあいさつしたのだ。放送事故かと思いきや、テレビ朝日「報道ステーション」の古舘伊知郎キャスターが、2016年3月で降板することを受けたギャグだった模様だ。
■「テレ朝からの電話待ちです」
番組名を間違えた宮根さんは「あっ、間違えちゃった」と、わざとらしく両手で口を押さえる仕草を見せた。同じくMCを務める読売テレビの林マオアナウンサーから「もしかして…。宮根さん、大丈夫ですか? もう、その気?」とツッコミを入れた。「報道ステーション」の後任キャスターとして、宮根さんの名が挙げる報道もある中でネタにした格好だ。
宮根さんは「びっくりしました。古舘さんは、まだ続けられるとばかり思っていた」と古舘キャスターの降板について感想を口にした。「報道ステーション」の前番組の「ニュースステーション」でキャスターを務めた久米宏さんが59歳で番組を降板したことを挙げ、「体力の限界もあるのかな」とコメントした。
その上で、後任キャスターの人事が明かされていないことについて「やるとしたら年末までに電話かかってくると思うんで、テレ朝からの電話待ちです。『ミヤネ屋』が4時に終わって、飛行機に乗ったら間に合うもんね。報道ステーションに」と、大阪市内の読売テレビで収録している「ミヤネ屋」との番組掛け持ちに意欲を見せた。
林マオアナウンサーも「やる気や!」と驚いていたが、スタジオにいた森本敏・元防衛大臣に「そういう問題じゃない。自分のジャーナリストとして、どういう生き方をしていくかという信念の問題ですよ」と冷静に諭されると「生き方なんてないわぁ!皮肉なしに一生懸命や、ほんまに」と逆ギレしながら、「電話がかかってきたら、みんなに言います」と宣言した。
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