三菱商事と系列コンビニのローソンは2016年4月から、関東圏で一般家庭向け電力小売り事業に参入する。同事業へのコンビニの参入事例は初めて。三菱の関連会社ダイヤモンドパワーから電力を調達し、三菱とローソンが立ち上げた共同出資会社を通じて販売する。時事ドットコムなどが12月24日に報じた。
25日にも発表する。来年4月の電力小売りの全面自由化を見据え、異業種からの参入が相次いでおり、競争が激化する。
新会社の資本金は2億5000万円。出資比率は三菱商事が8割超で主導権を握る。既存の大手電力より価格を下げて販売することや、支払額に応じた共通ポイント「ポンタ」の付与などを検討する。
(時事ドットコム:家庭向け電力小売り検討=コンビニ初-ローソン・三菱商事より 2015/12/24 22:48)
2016年4月に家庭向けの電力の小売りが全面自由化されるのを受けて、東京ガスや東急電鉄系など異業種の会社が続々と電力の小売りに参入を表明している。
共同通信は「知名度のあるローソンが電力販売に乗り出せば、大手10社による地域独占の切り崩しに弾みがつきそうだ」と伝えている。
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